Twitterの世界
「フィルターバブル」って言葉、うちの名誉しゃちょーに教えてもらった。
Twitterを始めたころはおもしろがって片っ端からフォローしていたのだが、タイムラインがえらいことになって、フォローを外して静かにそっと閉じた。
しかし、ある事柄が気になりまたフォローを増やした。
瞬く間にタイムラインがビュンビュン流れるようになっていった。
今、フォローしているのは ジャーナリスト、学者、アーティストだったりするので勢い問題意識高めな投稿になる。リプライも気になり、見てしまう。するとバトルがあったりする。なるほど、と思うこともあれば、げんなりすることもある。(もう見なきゃいいのに〜。)
フォローしている方が何を言わんとしているかは流石に私でもわかる。恐れ多いけれども文脈がわかっているのだと思う。それに対してのリプライ(反論)が何回読んでも難しくて、自分の読解力の無さから何を言いたいのがわからなくて、、、140文字、、もどかしくて暗澹たる気持ちになる。
関心のあることをフォローしているとその人たちの主張に囲まれていって、自分が共感したり、正しいと思ったことが、反対側から見るとまったく違う世界になる。
「なんでやねん」と怒りが湧いて、しんどいっていうことを名誉しゃちょーに話したら、「フィルターバブル」に近いと。
本来はネット上で作為的に表示される現象らしいが、私のは自分で作った「フィルターバブル」だ。
「フィルターバブル」とは、インターネットで、利用者の思想や行動特性に合わせた情報ばかりが作為的に表示される現象のことをいいます。サーチエンジンが、検索履歴や購買情報から行動パターンを学習することによって、利用者の志向に近い情報が優先的に表示され、望まない情報から遠ざけられます。アメリカの活動家イーライ・パリサーが、著書『フィル
ターバブル』の中で命名し、問題提起を行いました。自身の志向という「フィルター」によってつくられた「泡(バブル)」に閉じ込められ、受け取る情報が中立性を欠いていくさまを表します。人事労務用語辞典 より
そんな中、別のアカウントを取った。
atelier kotonaのやつだ。
宣伝というより、多肉植物好きの方々はどんな感じなのかなと興味があり、少しずつフォローを増やしている。多肉植物だけではなく、植物を愛でて育てることが好きな方が多い。
その場所は、とてもとても平和な空間だ。コメントも平和。リプライも平和。
そこで気づいたのだが、初心者であってもTwitterなら、「こういう状態なんですけど」という画像とともに気軽に相談できるので、園芸書を読んで勉強するよりもスピーディー。経験値高いベテランの方々のアドバイスが生きるわけだ。
私は、自分で育てているわけではなく、「応援」しているだけなので経験値ゼロ。しかし「応援」にも知識はそこそこ必要だったりするので、皆様の投稿がかなり役立っている。
家族あるあるで、いちいち夫に聞くのがメンドクサイのだ。夫はこちらが聞く体制にないときに限って、興奮気味に「これはこうであれはこうで、で、こないしてん。」と一方的に教えてくれるのだ。「これ」と「あれ」の繋がりがサッパリ。という訳でTwitter内で答え合わせをしているのだ。
Twitter内の皆々様ありがとうございます。
趣味というフィルターを自分で作ってバブルの中にいるのもフィルターバブルっていうのかな?違うか。でも居心地よいバブルだ。
自粛期間も終わり、なかなか更新できないけれどぼちぼち続けます。
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